ステイ先で困ったこと① [インド '00.3.12-5.11]
何度も書くけど、ステイ先の奥さんから家庭料理を習う、
ってことを目的として、行った旅。
日本のステイ先斡旋業者に、再三そのことを伝え、料理上手なお家を探してもらった。
それは、確かに上手な奥さんでよかったのだけれど・・・。
まず、深夜についた翌日、ご主人に
「今回の目的は何だ?」
と聞かれ、
「家庭料理を教えてもらうために来ました」
と答えた私。(あれ?知ってるでしょ?)
・・・・
ヒンズー語でなにやら話してる、ご夫婦。
すると、奥さんが、
「主人が教えてあげろと言うから教えてあげるわ」
って。
何でそんな言い方をするんだろう???と思いながら、
料理の時は、メモを取りながら、教えてもらいながら数日が経つ。
あるとき、奥さんが言い出した。
「料理を教えることは、料金に入ってないから教えて欲しかったらお金を払って」
と、
え????
すかさず、「はじめからそういう話をしてあるし、料金に含まれているはず」と言ったら、
「私たちは聞いていないし、お金ももらってない」と。
ちなみに・・・
インドに来る直前、ソウル・香港とホームステイをしていたのですが、
もちろん同じ料理目的だったのですが、斡旋業者から、一番大事な伝達事項が伝わっておらず、
ソウルでも、香港でも、受け入れ先の人は、私から初めて聞いて、教えてくれていた。
問題なくすんではいたのだけれど。
インドでは、十分知らせておいてください!という、やり取りをした後だっただけに、
斡旋業者への苛立ちは相当なものでした。
ステイ先の人は、含まれているというなら、
「○○さん(インドの斡旋業者)に言ってちゃんと払うようにしてくれ、
私が言えと言ったのは内緒にして、私の立場が悪くなるから」
と言うことで、私はちゃんと伝わっていなかったことの苛立ちをもって
○○さんと会う。
事情を話すと、ちゃんと伝えてあるし、お金も払ってる、と。
埒が明かない。
結局、インドの旅行社から日本の斡旋業者に電話もし、担当者に散々文句を言ってやった。
それだけで飽き足らず、、日本にいる妹にも電話をし、担当者に電話して対処してもらった。
日本からステイ先に電話が入り、担当者が言うにはステイ先を替えられる、と。
おいおい、そういう問題じゃないでしょう!!
今思えば、替えてもらえばよかったのかも、と思うけど、
実際、家の人を目の前にして、「じゃあ、替えてください」とは言えないもの。
この件以外はいい家族だったし。
歓迎してくれたもの。
後々、家の人は、○○さんから何か言われたのか、
「もうこれ以上は○○さんに言わなくていいわ、私の立場が悪くなるから」
と。
微妙だけど、こちらもそこは
「じゃぁ、払います!」
とは言えなかった。
後は、何も言わず、教えてくれた。
あぁ・・・、ありそーな話だよ・・・。
ニホンほど、きちんとしている国ってないよねー。
こーゆー処理って、体力使うよね。
ウムー。
by knacke (2006-05-25 01:23)