とことん縁がなかった? [北イタリア・ニース’07.08.25-9.10]
SDカードの入ったポーチがなかったのに「ありました」って言っちゃったあのホテル。
ホントはなかったのに、伝えることなく、すっかり忘れられていたという最悪の対応。
そのホテルでポスティングを依頼したハガキ2枚が届いていないことが判明。
そのハガキ2枚「だけ」が・・・。
これに関しては、ポスティングをしてくれたかどうかは確かめようがないので、
ホテルを攻めることはできません。
なので、それを前提で、したくないのにまたメールで問い合わせてみました。
絶対に、「出しました」と言ってくるとは思っていたけれど、前述の事件もあり、
どんな風に返信してくるかをみたかったのだ。
案の定、最悪でした。
丁寧語を使ってはいたものの、かなり感情的で攻撃的な返信でした。
もう、救いようがないようです。あのお方。
郵便事情が悪いことも聞いているし、この原因はそのせいかもしれないので、
ホテルに責任があるとはいいませんが、なぜ、このホテルだけなんでしょ?
とことん縁がなかった、と言うか悪かったみたいです。
ただ、1つ、得たものがあります。
滞在中から一緒に泊まった友人と話していたけれど、
「お客様の視点に立つ」
ってことがいかに大事か、と言うことを学びました。
建物を散々自慢しまくり、部屋にもこだわりがたくさんあると、言っていたけど
そう言われて滞在してみると、見た目重視で機能的でないことがわかるし、
話をしていても、自分だけ話したいだけ話して人の話は聞かない。
そして時間が来ると、「行かなきゃいけないので失礼します」だって。
ある場所を聞くために持参の地図を見せると、
「日本のガイドブックってきら~い。正確じゃないのよね~もう!!」って。
「○○ってお店勧められたので予約したいんですけど?」と言ったときは、
「え~、あんな店行くの~、あんなとこ大味でおいしくないし、私は2度と行きたくな~い。
やめて、あんなとこ行くの」
ってどちらも大声で。
この方の性格なんでしょうけど、お客としてはいい気持ちはしませんでした。
お店に関してはお奨めのお店を教えていただいて予約をしていただいたりもしましたが。
「フレンドリー」ならいいけど、威圧的なのはいかがなものでしょう。
たまに「頑固親父の店」みたいなところは世の中に存在するんでしょうけど、
そういう店って、それだけのものを提供してくれる、ってイメージ。
ここはそうじゃなかった。
「明日鍵を付け替える」と聞いた翌日、夕方戻っても鍵が替わっておらず、
寝ていた真夜中にいきなり付け替えが始まってしまったなんてこともあった。
私も、お客様でなく生徒さんと呼ぶにしても、やっぱりゲストを迎え入れるわけですから、
「あり方」について考えさせられるところがあります。
教訓にしたいところです。
私もお仕事で、お客さん視点にたつことが必要な仕事してます。
でも、私の会社はお客さん視点に立てないんです。
第一に“社長”なので。
お客さん視点で見れない会社は、社員視点でもおかしなところが多い。
そんなこんなで、今の会社で働くことに嫌気が差し、来月が最終出社日です。(まだ会社の同僚には伏せているので、ブログ記事にはしてませんが^^;)
サービス業も、製造業も、根本的な何かを忘れては本当にだめだなと思います。
“反面教師”ではありませんが、こういう人もいるんだな・・・と、ブログの記事を拝見して勉強になりました(`・ω・´)
by chakky (2007-09-19 17:28)
そのオーナーは何のためにホテルをしているのでしょうね~
お客さんの立場になって考えられないようでは、そのホテルも長くはないですね。
自分の考えを人に押し付ける人って一番嫌いです。
人の立場になって考えられないような人にはサービス業は無理ですよね。
by miffy (2007-09-19 20:20)
それ、ホントに日本人なんですよねー、って思ってしまいました。
日本人だからこうじゃなくちゃいけないって思うのもおかしいかもしれないけど、
同じ人種として恥ずかしい。
実はこちらでもアメリカナイズされた日本人ってよく見かけますが、
イタリアナイズされてしまったのかな。
一緒に話していても、あまり気持ちよくは感じません。
私もそういうホテルは長くないと思うけれど、
日本人がやってるから、という理由で日本人観光客が集まるんでしょうね。
by しみ (2007-09-19 21:33)
お疲れ様でしたね・・・ 合掌
サービス業の真髄って、最大限にお客様を満足させつつ自分の利益と
なる方向にお客様の心を持っていく事だと思っちゃったりするんだが。
良い体験して勉強になって良かったぢゃん♪
海外の日本人宿でも良い処はあるのよー
ザグレブの"Buzz"機会があったら行ってみ?
現地スタッフ共々とても心地よく迎えてくれますよー♪
(こっちも早くアドリア海とスロヴェニアの旅を書かんといかんね 自爆)
by 魚雷亭 轟沈 (2007-09-19 22:59)
ハガキも届いていないって、絶句!!!
何もかも信用できないね。その人!
お客さんが行きたがっている店を
>「やめて、あんなとこ行くの。」って、いくらでも
他の言い方があるでしょうが!
あー!どんどん怒りが込み上げてくるぅ。
by ゆき丸 (2007-09-20 00:17)
ずいぶんとお久なので ちょっとここから入ると 話が見えないんだけど
haruちゃんが大変だったのね?
海外に行くと トラブルことも多いのかな?
私もいつか行くぞ。。といいながら いまだに日本脱出ならずの化石の人と化してまふ^^;;
by (2007-09-20 00:19)
皆様>
この記事はまとめてお返事させていただきます。
いろいろと励ましなどありがとうございます。
今となっては、データがなくなったことよりもホテルの対応への
怒りの方が大きいです。
もちろんデータがなくなったこともかなりのショックですが。
フィレンツェは映画の舞台でもあり、今回一番楽しみにしていたところで、一番長く4泊もしたのに、最悪な結果で。
とっても残念です。
ホテル名公表は控えますが、今後被害にあう方がいないよう、
ホテルの方も教訓としていただけるといいなぁ、と今後宿泊される方のために思います。
by haru (2007-09-20 01:59)
私は、サービス業に従事している人(特に日本の)を尊敬しています。
お客に対して、満足してもらうことを目的に献身的な行動をとることで生計を立てているわけですから。
ただ、時々、そういう仕事をしてほしくない、するに値しない人というのはいますね。そういう人はやはり尊敬することはできません。
もちろん、海外に行くと、サービスを提供する立場の人とお客とはほとんど対等の立場ですので、日本の感覚からするとがっかりすることもありますが。
そのホテルの人は、サービスを提供するに値しない人なのでしょうが、反面教師にしてしまいましょう。
by YAP (2007-09-21 19:06)