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ボローニャへ [北イタリア・ニース’07.08.25-9.10]

8/29(水)

この日は、早起き。

6時前には起きて、最後にまたホテルのベランダへ。

朝日に照らされる景色が目に焼きついている。

 

ベネチア・メストレ駅9:17発に乗るため、余裕を持って7時過ぎにはホテルを出発。

前日、ホテルで「チェックアウトは何時?」と聞かれ、それを伝えると前日の間に支払いを

済ませておくことになり、そのおかげでスムーズにホテルをあとにすることができた。

また重たいスーツケースを携えて、リアルト橋を越え、再びヴァポレットでローマ広場まで。

ベネチアのサンタルチア駅から出発ならローマ広場1つ手前で降りてすぐが駅だけど、

ローマ広場から、バスに乗って20分ほどでメストレ駅に到着。

どこが駅なのかわからなかったので、前に座っていたお姉さんに教えてもらった。

思ったよりもスムーズに早く着いた。

隣国に行く列車も掲示されているところがいかにもヨーロッパって感じ。

ホテルでは朝食が8時からのため食べられず、駅構内にあったマクドナルドで朝食。

1時間くらいあったので、またもシャッターチャンス到来。

朝のため、空気も澄んでいて、光加減がとってもいい感じだった。

ここでも記憶に残る写真数枚。

 

定刻通り列車が来て、乗り込む。

1等車だけれど、感動はない。

車窓も特に楽しいと言うこともなかった。笑

ボローニャ11:16着。

荷物を駅の「手荷物預かり所」にあずけた。(パスポートのコピーを取られます)

往復のチケットを買って、駅前からバスに乗り込んで、約10分。

中心地に当たるマッジョーレ広場近くまで。

 

ボローニャはポルティコ(柱廊、アーケード)の街。(参考に ココ を見てみてね)

中世の頃、他の街ではポルティコが取り払われたけれど、

ここでは私有地さえもポルティコに改造することが義務付けられたらしく、

イタリアでも残っていること自体珍しいみたい。

ボローニャの街はポルティコで街自体がつながっているようなそんな感じ。

刺すような日差しの中、影を作ってくれるので歩きやすかった。

冬は寒さから守ってくれる役割もするらしい。

マッジョーレ広場のレストランでも炎天下でなくポルティコに店外スペースがあって、

そんなところが、他の街とは違う独特の雰囲気をかもし出していた。

他の街に比べて、人出は少ないが、学生が多い街らしく、若者が目立つ。

歴史を感じる古いレンガな街並みも歩いていて楽しい。

そびえ立つ2本の斜塔(アシネッリの塔98m、ガリセンダの塔48m)が

街のシンボル的存在らしい。

 

この塔の近くで、物乞いらしき人が私たちの近くに寄ってきた時、ちょうどパトカーが通り、

私たちに声をかけそうになった瞬間、おまわりさんが何やら言ってくれたので、

かかわることなく通り過ぎることができた。

この街中、パトカーがぐるぐる巡回していて、それだけ危険な街なの?と思いつつ、

物乞いから守ってくれたので、ありがたくも思った。

 

街並みを見る以外、お買い物が楽しいってこともなく、(99セントショップで鱗取りを買ったけど)

際立った所はないけれど、ボローニャに来たからには「スパゲッティ・アッラ・ボロネーゼ」を

食べなくては!

ちょうど、とあるレストランの前を通り過ぎると、日本人一家(祖父。父。母。子2人)が

全員が「スパゲティ・アッラ・ボロネーゼ」を食べていて、なぜにみんな同じものを・・・

と思いつつ、とってもおいしそうだったので、そのお店に決めて、

 

「スパゲティ・アッラ・ボロネーゼ」と、「ラザニア・アッラ・ボロネーゼ」を

ひとつずつ頼んでみた。

日本より少し大きいひき肉に、しっかり下味がつけられていて、ひき肉が主張してる。

塩加減が、スパは薄め、ラザニアは濃い目だったので、半分ずつ食べてちょうどよかった。笑

 

15時過ぎはとても暑くなって、日差しも突き刺さるように感じて、ポルティコに逃げ込んだ。

なかなかいいじゃない!ポルティコ!

バスで駅に戻ってからも、駅近くのカフェでポルティコのテーブルについて、

コーラを飲みながら涼しくくつろいだ。

 

荷物を受け取って(パスポートコピー返却してくれました)、 16:24発の列車。

同じホームに入る1本前の列車が遅れてきたため、

乗るはずの列車も20分ほど遅れてきた。

そんななか、なぜか電光掲示板にも表示が出ない中、不安になりながらも乗り込んだ。

でもあってたみたいで、ホツ。

無事に、フィレンツェへ。

 


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コメント 9

ゆき丸

東京にもポルティコがあったらなぁ。。。
今日も暑かったです(^_^;)
haru さんが、カフェでコーラを飲んでいる姿が
想像できましたよ(^_^)v

>日本人一家が・・・なぜにみんな同じものを・・・
あはは・・・うけました(笑)
by ゆき丸 (2007-09-23 01:31) 

しみ

アメリカではパトカーがしょっちゅううろうろしているところは
危険なところではなく、安全なところなんですよー。
住居を決めるときも、チェックポイントは
パトカーがよく巡回しているかどうかだったりします。

確かにボロネーゼ食べなくっちゃ~だけど、
全員じゃなくてもねー。うちだったらみんなでシェアだな。
by しみ (2007-09-23 05:23) 

↑ホント、ホント!!
パトカーいるところは安全ですね~、アメリカではね(笑)

大人数なほど、いろんなものをオーダー出来るって思っちゃうんだけど
みんなで同じもの頼んじゃう人もいるんですね~(^_^;)
それほどボロネーゼ好きってコトなのかな?
by (2007-09-23 09:19) 

miffy

海外の列車って出発の合図もないし、放送があまりないので正しいかどうか不安になることありますよね。
本場のボロネーゼ、ずいぶん前に食べたけど私が食べたのは味濃かったです。
by miffy (2007-09-23 09:26) 

Jalana

ヨーロッパの特に国際線の多い駅っていろんな国に
”つながってる!”って感じがしていいですよね。
なんとなく重厚な雰囲気も。
by Jalana (2007-09-23 17:26) 

YAP

前の会社の同僚が、スウェーデン人一行とスペインへ出張へ行ったとき、イタリアンの店に入ったけど、誰一人メニューを理解できなかったそうです。
その中で唯一理解できたメニューがボロネーゼで、全員でそれを注文したそうです。
きっと、その一家もそうだったのではないでしょうか。
by YAP (2007-09-23 19:14) 

haru

ゆき丸さん>
ホントにね、ポルティコ欲しいね。
冬は寒さもしのぐなんて素敵だよ。

しみさん、ピヨコさん>
やっぱり、パトカーいると安全かな。
NY言った時はそう思ったの思い出した。

シェアできるといろいろ食べれて最高ですね!
でもYAPさんのご意見にとっても納得してしまった 笑


miffyさん>
ほんとにそう。駅員さんもホームにはいないし、
列車にも行き先書いてないこと多いし、
ましてや掲示板にも出ないとなると不安でしたよ。
何事もな買ったのが不思議なくらい 笑

Jalanaさん>
そうですよね~。
島国日本じゃありえない、外国行きの列車。
思わず、乗りたくなっちゃいましたよ。笑

YAPさん>
そういわれてみれば、納得です!!
このご一家、きっとそうだったんでしょうね。
by haru (2007-09-23 22:04) 

ヨーロッパの車窓って緑の多い景色は爽やかやけど
きれいすぎる平坦さに飽きてしまうんですよねー。
ボローニャのパスタ本場の味はおいしくてよかったですね。
by (2007-09-24 19:46) 

haru

くろたさん>
やっぱりそんなものなんですかねぇ。
まだ住宅街でもあると、外国って思えるんですけどね。
by haru (2007-09-25 00:51) 

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