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フィレンツェ観光 [北イタリア・ニース’07.08.25-9.10]

8/30(木)

この日の朝はゆっくり、まったり。

朝食は、持参したレンジで温めるだけのごはんと、松阪牛のしぐれ煮と即席味噌汁。

このしぐれ煮はキッチン付のところに泊まる時の私たちの定番。

お友達が必ず持ってきてくれます。

これがうまいんだなー

 

お出かけは、11:00に予約してあるウッフィッツィ美術館に時間合わせて。

(↑日本から電話予約しました。20分前までに行けばいいのよね)

ドゥオモを通り過ぎ、まっすぐ歩くとあるウッフィツィ。

そこはすでに長蛇の列。ホント、予約しておいてよかったー。

でも、予約してる方も結構並んでた。1つ前に並んでたアメリカ人が言うには

「開場が1時間遅れたから、こんなにも並んでるんだよ。僕たちは10:45だけど

まだここにいるんだから、君たちは大丈夫だよ」

って。すでに10:45過ぎた頃。

そしたら、一見観光客な斜め掛けのかばんをさげたおばさんが「何時?何時?」

って聞いてきて、もう時間が来てる人は列を飛び越えて先に通してくれた。

あのおばさん、ホントに何者だったんだろ? どー見ても観光客だったのよね~。

ウッフィッツィでの一番の目的は、美術館鑑賞には邪道だけれど、

この美術館内も「冷静と情熱のあいだ」で出てきたのだ。

やっぱりね、映画のとおりで、「廊下」に感動した。

ホント、邪道だけど、どの絵画よりも感動しちゃいました。

絵画はと言うと、やっとわかったこと、宗教画は私、苦手だ。

聖書でも読んでいれば、もう少しわかるようになるのかなぁ・・・。

それでも、よく知っている「ヴィーナスの誕生」だけはじっくり見てきた。

想像と色の印象が違って、グレーがかった感じ。

苦手でも、知ってる絵を見て想像と違うのを知るのは楽しいと思う。

 

リュックは預けなくてはいけなくて、カメラも一緒に預けてしまって、

ちょうどメールが来たので返信しようと携帯だけ持って入って、奇跡的に撮ってた写真。

(携帯でも撮っといた方がいいね、今回みたいな万が一の時用に 笑)

ウッフィッツィ美術館は一切撮影が禁止だけれど、窓からの景色の撮影は許されている。

窓から見えたヴェッキオ橋。

 

美術鑑賞(一応したのよ)のあとは、館内のカフェでティータイム。

ドゥオモとジョットの鐘楼を見ながらいただいたのは、

 

カフェラテフレッド    フレッドってアイスの意。

ここのはちゃんと氷が入ってた。でもやっぱりグラニュー糖なのよね。

いただいたあとは、

写真の撮りなおし。今となっては貴重な1枚。笑

ウッフィッツィ横のヴェッキオ宮殿。

 

この美術館を出ると、ピッツェリアのお姉さんがチラシを配ってて、よく見ると、

「日本語のメニューよります」って書いてあったのが印象的。

 

ヴェッキオ橋まで歩く。

橋の上は貴金属のお店が立ち並び、ショーウインドウに釘付けの人多数。

alohaさんのブログを参照してください。alohaさん!お世話になります)

alohaさんのブログでMELI GIOIELLIのジュエリーを拝見させていただいて、

とっても興味を持っていたので、探しましたが、このときは見つからず。(後に見つかる)

橋にいる人たちの写真を撮るのが面白く、ちょうど川では競技用ボートに乗った

レスリングするときのような格好のおじさん2人組みも通りかかり、必死で漕いでいる姿も・・・

 

 

この日のランチはlambrtesce通りのお店で。

カルボナーラとマルゲリータピザだったかな。

夜はジャズも聞かせるお店だったみたいで、ドラムなども置いてあった。

なのに、インターネットカフェもあって、かなり個性的なお店でした。

せっかくのなでメールチェックでもしようかと思ったけれど、日本語は使えず。

のちに、アパートで日本語可能なところを聞い行ってみるも、

IDが必要と言われてしまった。アパートに置いてってたのよね。なので、出直した。

(イタリアでは、モロッコ以上にネット環境が悪かった。

個人所有が多いからかなー?ネットカフェ自体も少なかった気がする。

あっても日本語が使えることも少なかったし。

ぶらぶら街をさまよって、時に立ち止まり、時にどこかに腰掛けて、写真を撮って。

 

アパートに一旦戻る。

この日は豪華食事の日。

ワンピースに着替え、パンプスを履いて、ディナーにお出かけ。

目指すは「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

最低でも1KGからと言うフィレンツェ風巨大Tボーンステーキ。

アパートで紹介していただいたドゥオモ近くのお店、

「RISTORANTE CANTINA BARBAG FIRENZE」シェフは日本人。

海外で成功してる方って尊敬しちゃいます。

イタリアでイタリア料理店のシェフですものね、ナミナミならぬ努力があったんでしょうね、

と簡単にも想像できてしまう。

 

アイボリーを基調としたやさしい雰囲気の店内で、キャンドルもやさしく揺れる。

お酒はあまり飲まない私ですが、唯一飲めるワインが、北海道の北一硝子で売っている

「モスカート・ダスティ」と言う発砲系のデザートワイン。これは1本でも飲めちゃう。

ワインリストに、その「モスカート○○」をたくさん見つけたので、それをイメージしつつ、

「普通のワインは飲めないので、モスカートの発砲系で・・・」とオーダーしました。

ホントはデザートワインなので、食事の時には飲まないんでしょうけど・・・。

そしたら、やってきたのはそのまま「モスカート・ダスティ」がやってきた

おいしかったー 2杯もいただいちゃいましたよ。もっと飲めたけどね。笑

お料理の方は、最初に運ばれてきたの・・日本で言うお通しみたいなもの・・・は

嫌いなきゅうりをすったもので、これだけはパスしちゃいました。

オーダーした「前菜の盛り合わせ」は3種。繊細な盛り付けで、感動。

その中で一番おいしかったものは、ムール貝の貝殻にムール貝の身を刻んで

味付けされたものをこんもりと盛ってあった一品。

お友達が頼んだ「オニオンスープ」は味見だけさせてもらって、

ちゃんとちゃんと本格的な味がしてた。

さぁ、メインのTボーンステーキがやってきた。焼き加減はかなりレアで登場。

(お店の人が聞いてくれて、お友達はウェルダンが好きなので、さらに焼いてもらった)

手のひらを広げたよりも大きいステーキ。

塩とこしょうだけの味付けで、炭火で焼かれたそれは、想像していたよりもやわらかく、

肉汁たっぷりでとってもとっても美味でした

おいしすぎてのど元まで食べた。 けど、それでも残ったくらい大きかったです。

付け合せのポテトやズッキーニ、ナスもとってもおいしくいただきました。

最後のしめは「パイナップルシャーベット」もうね、これも最高

パウダー状で、かなりてんこ盛りでやってきたそれは、まるでパイナップルを

そのまま凍らせて、削ったかと思う以上のお味。言うまでなくおいしかったです。

 

この旅で1点豪華主義のディナーは最高の夜となりました。

このお店を教えてもらったアパートの方に感謝ですね。

 


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コメント 11

りょうこ

私,新婚旅行がまさにココだったのよ~。
なつかしい~!!
もう9年前になります。ドゥオモもヴェッキオ橋もフィレンツェの町並みも
よかったわ~。また是非行きたい所です!!
by りょうこ (2007-09-25 06:58) 

YAP

建物が並ぶこの橋の名前はヴェッキオ橋というのですね。
映画やテレビ番組で見たことがあります。
すごい丈夫な橋ですね。
by YAP (2007-09-25 08:07) 

私はどうも芸術がわからないようで・・・(^_^;)
でも、昔の美術の教科書に載っていた絵なんかを思い出したりして。
“これが本物かぁ~”なんて感激するくらいです(笑)
夕食、写真がなくても充分豪華さが伝わってきます~☆
そして美味しさも♡
by (2007-09-25 09:54) 

miffy

ウッフィッツィもいいけど私はピッティ宮殿の方がのんびりできて好きです^^
ヴェッキオ橋周辺は面白いですよね~
Tボーンステーキ大きすぎて食べ切れませんでした。
ガイドをしてくれた方のワンちゃんのお土産に残りは持って帰ってもらいました。
by miffy (2007-09-25 12:11) 

aloha

私の場合、ウッフィッツィ美術館はツァーで行ったので
駆け足で観賞したような気がします(笑)。
館内にカフェがあったなんて知りませんでした。お茶したかったなぁ。
ギフトショップには行かれましたか?
私はいっぱいポストカードを買い込みましたが、
絵画のではなく、ウッフィッツィ美術館の天井画を描いたものを
選びました。
ボッティチェッリの絵はよく目にしますが、天井画はなかなか外では
見られないかな、と思って。
ところで、MELI GIOIELLI、見つかったんですね。良かった♪
by aloha (2007-09-25 13:21) 

haru

りょうこちゃん>
おぉ、新婚旅行はここだったんだぁ。
もうちょっとフィレンツェ記事続くのでお楽しみに☆
懐かしんでね♪

YAPさん>
貴金属のお店も橋の両側にあって、ホント驚きの頑丈さですね。
ベネチアのリアルト橋もおみやげ物がいっぱい。
橋の技術が優れてるんでしょうねぇ。

ピヨコさん>
ありがとう。伝わってます?
ホントに素敵なお料理で、お店したかったです。
芸術に対する感性って生まれ持ったもの?
もう少し、欲しかった 笑

miffyさん>
ピッティ宮殿は行かなかったんですよ。
おすすめなら、行けばよかったなー。
データもなくなったし、リベンジの旅ができたら行ってみますね!
ステーキはホント大きいですよね。
3~4人で1つくらいで十分ですね。

alohaさん>
とってもお世話になってます。笑
カフェにいた時間が一番長かった、というのは内緒の話 笑
端の方にこじんまりとあったので、見つけにくかったのかも知れませんね。
ギフトショップにもいきましたよ。
なんにも買わなかったんですけどね。
ありすぎて、どれを買えばいいの?って感じになっちゃいました。
by haru (2007-09-25 15:35) 

ゆき丸

ちょっと和食が恋しくなって来たかな~。の、
このタイミングで、白いご飯に
松阪牛のしぐれ煮と即席味噌汁(*^。^*)しみるねぇ(笑)
ホテルのお部屋、かわいい~♪

パイナップルシャーベット、レストランのオリジナルかな?
食べてみたいな☆
by ゆき丸 (2007-09-25 23:04) 

はじめまして、こんばんは。
私もフィレンツェは2回行きましたー。
すっごくいいところですよね。ドゥオモは上られましたか?
by (2007-09-25 23:04) 

haru

ゆき丸さん>
和食が恋しくなることはないんだけど、
あるとやっぱりうれしいかな♪ 節約もかねて 笑

シャーベットはきっとオリジナル。おいしかったよ~。

ななしさん>
はじめまして!
2回も行かれたんですねー♪
ドゥオモにも上ってきました。次の記事に載せますね!
by haru (2007-09-25 23:24) 

うーん、レストランでの豪華な食事、すごく美味かったというのが
伝わってきます。
発泡ワイン「モスカート・ダスティ」、知らなかった。覚えておきます。
by (2007-09-29 12:20) 

haru

くろたさん>
盛り付けもステキだったんですよ。
モスカートダスティ、機会があったらぜひ。
甘ーいワインです。
by haru (2007-10-01 16:18) 

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