広州2日目-飲茶と清平路市場と茶葉市場- [広州-ベトナム北部’09.3.15-30]
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飲茶大好きな私は、寝起きとともに、「さぁ、飲茶!」と意気込んで、
ホテルで、「近くにオススメの飲茶レストランありますか?」と聞いてみる。
そしたら、教えてくれました。
通りの名を。爆
そんなじゃもちろんわからないので、「店名は?」と聞いてみたけれど、
知らない。って。オイオイ・・・
とりあえず、通りへの行き方を詳しく聞いて、歩き出す。
左右のお店を気にしつつ、通勤ラッシュなバス停を・・・ここの日常を・・・見ながら、
朝だからか、きもーーーち空気がよさそうな気がしつつ、教えてもらった通りを歩く。
やっぱり左右気にしながら、どんどん歩くと、その通りが終わってしまった。
これかな?と思うレストランは一つもなく、さっぱりよくわからず。
他に何かありそうもなかったので、仕方なくタクシーに乗ってガイドブックにあったお店へ。
でもこれで、やっと飲茶にありつける~!!
陶陶居 住所:広州市第十甫路二十号. 営業時間:6:15〜24:00
1880年創業の一番歴史あるお店の一つなのだそう。
入り口にて、人数を告げると「○階」を意味する数字を書いてメモを渡される。
それを持ってその階へ。
お茶は迷わず、プーアール茶。
海鮮巻(弾力ありすぎ、あごが疲れます 笑) えび餃子
排骨 揚げ春巻き
前日、一人で4品は食べきれない、と学習したものの、
やっぱり少しでも多く種類を食べたい「欲」が勝って4品。
そして、このお店には、1ヶ月毎日食べても食べきれないと言われるくらい
たっくさんの種類があるのに、選んだのは前日とほぼ一緒。
それに気づいて一人静かに笑ってしまったけど、どうやら私は点心と言えばこのラインらしい。笑
こうなったら、前日との食べ比べ。
ここもおいしい♪
「食は広州にあり」を裏切らないのね!とうれしくなりつつ、
うーん、昨日の方が僅差で勝ちかなー。
でも、やっぱりおなかいっぱいになっても、まだ食べたいと思う気持ちは前日と同じだったよ。
ホントに僅差。
おかゆもあったり、スィーツ系もあったり、とっても気にはなったけど、GIVE UP!!
あー、胃袋もう1つほしい・・・。
と思ってお店を出ると、
すぐ隣にスィーツとパンのお店が併設されてた! エッグタルト1個だけGET。 後で食べよっ!
このあたりも歩行者天国。第十甫路~上下九路と続く道。
空いていてのんびり~、と思ったけど、時間がまだ早かっただけみたい。
午後通った時は人があふれてて、歩くのも大変。
ノスタルジックな雰囲気で、ユニークな銅像があったり、
ぶらぶらするだけでも「何かあるかな?」と期待させてくれる感じ。
そして、ちょっとしたB級グルメの宝庫。
やっぱりね、胃袋もう1個必要だぁ。あれもこれも気になりつつ、
結局、これ。
少しだけ買って、バッグに忍ばせて、後で食べよっ!第2弾。
そしてここから、すぐ近くにある清平路市場へ。
「市場」という言葉を地図で見つけただけで、
生鮮食品や日用品が並んでるだろうと勝手に思っていたけれど、
いい意味で?期待を裏切られた!!
がらくた??から始まって、
洗面器でピョンピョンはねて外に出ちゃうんじゃないの?と心配になるくらいに元気な金魚を初め、
こんなに種類があるの?ってくらいの水草、金魚鉢・水槽、水槽用のオブジェなど
思わず金魚を飼いたくなっちゃうような、金魚ワールド。
小動物ワールドもあって、子犬、子猫、うさぎ、モルモット系など。
こちらは暑さのせいか、あんまり動いてなくてかわいそうになっちゃったり。
ドッグフード・キャットフードの大袋をまるでアジアの米売り場みたいに全開にしてるのを
量り売りするであろう一角があったり。
少し進んでいくと、今度は乾物コーナーがありえないほど軒を連ねる。
歩いていると、明らかによそ者とわかるからなのか、暇すぎるからなのか、
外で商品の横に椅子を置いて座ってる店員さん達の視線が痛すぎ!!
売っているものはたぶん1割も何なのか理解できないほどの種類があって、
見た目で、これが何なのか知りたくない・・・と思うものもたくさん。
中国の深さをちょっとだけ肌で感じた。
唯一、干ししいたけだけ安心して見れるきのこ系もあふれるほどの種類。
ポプリ用なのかお茶用なのかドライフラワー(バラ・ラベンダーなど)も売っていたり。
市場にあるビルの中。
何かわからないけど、各店舗1階も2階もほとんど全部がそれ。
ここも含め、大抵1つの通りに同じ店が並ぶ。
「○○を買うなら△△路へ」ってシステムになっているらしい。
ずいぶんとあっちこっち歩いたけれど、「あ、ここは○○屋通りだ」ってすぐ気づく。
(この通りのシステムがハノイの旧市街と同じで、ハノイに行ってからびっくり。
規模の大きさは断然中国の方がでっかいけど)
どうやってお店を選ぶのか不思議なくらい、同じ店が続いているし、
あれもこれも欲しい時は、あっちにもこっちにも行かなきゃいけないのね、と思うとやっぱり不便?
市場すぐ近くにあった銀行。
お財布の中身がちょっと淋しくなってきたので、両替気分なんだけど、この列。
並ぶ気になれず。
お財布がそんな状態で、やってきたのは
広東芳村茶葉城。
ここは、中国最大、東南アジア最大、世界最大といわれる「芳村茶葉市場」の中の一つ。
この茶葉城だけじゃなく、隣のビルも、道の反対側も、向こうの方も、見渡す限りのお茶屋さんが並んでて、
想像できないほど茶・茶・茶。
数年前までは「鉄観音」が主流だったそうですが、数年から中国でプーアール茶ブームがおきているらしく、
ありがたいことにどのお店も大好きな「プーアール茶」満載。
とりあえず、一つお店を選んで、入ってプーアール茶を物色。
そしたら、試飲させてくれて、おいしかったので、購入。
お店のオコサマ。
カメラに興味津々で、撮ってそれを見せてあげると、めちゃめちゃ喜んで最高のスマイル。
で、もっと撮って~、ってなるから撮ってあげるんだけど、カメラ目線では絶対に笑わないの。笑
お湯飲みには空にしても空にしてもお茶を注いでくれちゃうの。
「もう結構ですよ~」ってお湯飲みの上で手をフリフリするんだけど、
「まぁ、いいじゃないの~」+スマイルでまた注いでくれちゃって。
長居しちゃいました。
ビルの中はやっぱり茶・茶・茶。
プラプラみてると、試飲をどうぞ、の意味で手招きされる。もう、飲めないし。笑
プーアール茶にもいろんなランクや種類があって、興味津々なんだけど、
とてもじゃないけど、飲み比べなんて、種類が多すぎてできません!!
それでも、もう少し買っていこうと2件目にめぼしをつけて入ってみる。
それが、やっぱり両替しておくべきだった!?
財布の中身が100元とちょっとだけになっちゃって、
買いたい私と売りたい店員さん、筆談とジェスチャーで会話。
「1kg?500g?」と聞く店員さんに、「250g」と私。
なんとか、「500g」と勧めてくるけど、カード見せても使えないって言うし、
「お金ないの、タクシー代いるし」と100元ヒラヒラさせたら納得してくれたみたいで、
お金のきりがいいところで「300g」売ってくれました。
お金があったらね、私だってもう少し買いたかったのよー。
でも、これがこの先の移動を考えるとちょうどいい量で、スーツケースの空きにジャストサイズでGOOD!
↑全部プーアール茶。 ぱっと目に入るだけでも、きっと私が飲む一生分以上あるね。
買い物客もまばらなのに、商品の回転度はどのくらいなんでしょ?
寝かせた方がおいしくなるっていうから消費期限もある程度は気にしなくていいとは思うんだけど。
買いに来る人は、基本的に仕入れでドカーーンと買っていくのかなぁ。
2階に行くと、茶器も普段使いから高級品までたくさん売っていて、
とっても心奪われる茶器セットがあったけれど、いいな、と思うのはやっぱりお高く、
まだまだ旅の始まりに、割れちゃう可能性のある高価なものを買う決断はできなかった。。。
あれでお茶飲んだらとってもおいしく思うだろうに・・・。
そんなこんなで、次は沙面へ。
<物価把握のためのお支払いメモ>
陶陶居 飲茶 42元
T 清平路ー茶葉市場 10元
飲茶、ダイスキー☆
そーなのよね、飲茶は人数が多い方が、
あれこれ食べられていいんだけど。
でも、ひとりでのんびりも悪くないな。
プリンとしたエビ餃子に、 ̄¬ ̄*ジュル
by きむたこ (2009-04-15 13:22)
飲茶たまりませんね。
前回、香港に行った際は、1度しか飲茶食べれなかったので、また行きたいです。
by disneyworld (2009-04-15 21:24)
地元人と一緒に行っていろんなお勧めを頼んでもらうのもいいですが、
漢字で書かれたメニューを解読しながら注文するのもまた楽しいですね。
by Jalana (2009-04-15 23:53)
あれこれ買い物をしようと思うと、あちこちに歩いて行かなければならないんですね。
お土産選ぶのにも体力が要りますね。
by YAP (2009-04-16 08:11)
飲茶美味しいですよね。少しを多種類食べたくなります。
胃袋がもう1つ欲しいという気持ち、すっごく分かります!
by 氷白蓮 (2009-04-16 21:42)
きむたこさん>
地元でも一人できてるおじさんが新聞読んでたりしてね。(相席だったんだけど)
毎朝飲茶できるってすっごいあこがれちゃったよ。
disneyworldさん>
香港もいいですね!
香港では、あれもこれもって思っちゃうから、
1度だけになっちゃうのも納得です^^
Jalanaさん>
そうですね。
わかるようなわからないような漢字で注文するのも楽しいです。
でも、ここはワゴン式で、目で見て選べるんです。
それなのに、似たようなもの選ぶ私って・・・
と思ってしまいました。ガックシ・・・
YAPさん>
百貨店などもあるようですが、基本的にはあちこち行かないといけなさそうです。
日本で見かける様々なものがまるで分解されたかのように売っているのが面白かったです。
店頭に並べるための小分けの袋屋さん、テープ屋さん、って感じで、
フローム中国なんだなーってことを実感しました。
氷白蓮さん>
広州の飲茶はホントおいしかったです。
1つずつ食べられた最高なんですけどね。
by haru (2009-04-19 16:05)