バレンシアを歩く-その2 [スペイン’10]
アパートで休憩した後は、両親をアパートに残し、一人お出かけ。
昨年ベトナム旅行で知り合ったスペイン在住のルーマニア人のお友達と合流。
実はこのお友達が火祭りのことを教えてくれて、この時期をチョイス。
バレンシア駅と闘牛場の前にあるLIBRERIA SORIANOという大きな本屋さんで待ち合わせ。
1年ぶりの再会!
彼の街の解説を聞きながら、ずいぶんと街を練り歩く。
お祭り以外の時は、本当に静かな静かな街で、淋しいくらいだけれど、住みやすい街だそう。
この辺りは移民が多いとか、火祭りのことだったり、本物のガイドさんばりに説明してくれた。
自分の街をこんな風に説明できないなーと少し恥ずかしくなりながら、英語なので必死に聞いていた私。
いたるところにこんな電飾も施され、暗くなるごとに浮き立ってくる。
そして連れてきてもらったのが、この年2番目に大きいファリャス。
圧巻!!
顔の表情まで見事だし、細部の細部まで練りに練ってある!!
この辺りは夜店もたくさん出ていて、見物客も多い。 くじ引きの景品に生ハムがあるのがスペインぽい!!
近くのカフェでお茶して、お土産にお箸セットをあげたらとっても喜んでくれました。
ちなみに、ベトナムでお箸の持ち方を教えてあげたので、その縁でお箸セットにしてみました。
帰りにはこんな素敵な通りを発見。いかにもヨーロッパ!って感じ。
ここからアパートまで歩いて帰れるところだったので、次の約束をしてお別れ。
バレンシア2つの博物館 [スペイン’10]
この朝も簡単に食事してお出かけ。
まずは火祭り博物館へ。
いろいろなガイドブックなどで「優勝作品だけが燃やされず、保存してある」との記載だけなので、
あんな大きなものどうやって残せるのかと疑問に思っていたけれど、
なんてことなく、残されていたのはそれぞれ一部だけ。(笑)
歴代のファリャスの優勝作品の一部が全体の写真とともに保存・展示してある。
中にはどうしてこの部分???と疑問に思う一部だったりするものもあったけれど、
作風の移り変わり、はやりの移り変わり、時に時代背景までを目の当たりにできてなかなか見応え十分。
張りぼてだといわれても信用できないような立派な造りだけど、制作過程や、出来上がりの断片も置いてあって、
納得せざるを得なかった。
内部撮影禁止なのがとっても残念だったけど。
この辺りには桜に似た花がきれいに咲いていたよ。
こんなステキな親子にも遭遇。
チュロス屋さん。チュロスはこうやって作るのね。大きいのはポーラスと呼ぶらしい。
15cm位に切られたポーラスを両親と3人でアツアツをほおばってみた。
この辺りは街の端っこの方なので、車も人もまばら。普段はこんな静かな街なのかも。
次は国立陶器博物館へGO!
この日3/19お祭り最終日。
最終日だからか、火祭り博物館も、ここもチケット無料!
火祭り博物館はただスルーだったので気づかなかったけど、ここは0.0€と書かれたチケット入り口で渡されました。
元、ドス・アグアス侯爵とやらの館だったらしいので?こんな立派な家具も残ってるのかな。
バレンシアの3大陶器を含めスペイン全土の陶器が所蔵されている。
中でもこちらお気に入り。こんなかわいいキッチンでお料理したらさぞかし楽しいだろうな♪
ぶらぶら歩いて、ラ・ロンハ横のバルでランチ。
とはいえ、私は約束があるのでかる~くつまむだけ。
だけど、注文し過ぎ???小皿料理のはずだけど、1皿が多かった・・・。
でも、おいしかったよ~。
バレンシアで友達に連れられて [スペイン’10]
両親と別れて、友人と再び合流。この日お祭り最終日。あっちこっちものすごい人で、歩くのもやっとな状態。
小雨降る中、2時にバレンシア市庁舎前で花火!!
これを見るために、一番の混雑ぶりなんだけど、お昼間の花火にこんなに興奮するなんて、ちょっと微妙???
市庁舎のまん前では何かやっていたのかもしれないけど、やっぱり花火は夜がいいよね。
バスにのって友人お勧めのNECOというレストランへ。
バレンシアの食材を使った安心安全なレストランとして地元の人気も高いそう。
ほとんど無くなってるけど、大きなパエリアが印象的。両親と別れる前に少しつまんだのが災い・・・。
それでもおいしくいただきました。
このレストランの入っているビルの前にあるのが、芸術・科学都市。
白がまぶしい、この一帯は水族館や科学博物館など文化施設と公園の複合施設。
ここらで友人と記念撮影をパチリして、車で出かけようとなり、ローカル線に乗り込んで車まで。
バレンシア駅から10分くらいのバレンシア郊外。落ち着いた静かな街。
とはいえ、バレンシア市内中心地もお祭り以外の時はこんな風に静かな街なんだろうけど。
味のある落書きや、時々かわいいアクセントがあったりして。
車で走り出すと、道路両側は草原。聞けば、田んぼだそう。
日本の田んぼとはだいぶ違うけど、パエリアが名物のバレンシアらしい。黄金色に輝く時期はきれいだろうな。
天気が良ければ夕陽がきれいなんだけど、
と連れてきてもらったところ。風もなく、とっても静かなところ。
車で小さな町を通り過ぎる。
この三角屋根が昔からのバレンシア地方のお家スタイルなんだって。
海沿いは工業地帯。
市内中心地を抜けて、今度は市の北側へ。
PORT SAPLAYA。まるでテーマパークのような一帯は高級別荘リゾート地。
天気のせいか、色が悪いけど、実物はもう少し、カラフル。
ヨットもたくさん停泊してて、いったいどれだけのお金持ちなんだろう・・・と想像もつかない庶民の私。
リゾートホテルでもありそうなのに、ここにはないらしい・・・。だからより落ち着いて楽しめるんだろうな。
(レンタルアパートはあるみたい)
ここに連れてきてもらったのは
これを飲むため。HORCHATAというもので、タイガーナッツでできてるんだって。
そんなにたくさんとれるものじゃないから、この辺りでしか飲むことができない貴重なものなんだって。
一見ミルクセーキみたいで、飲んでみると適度な甘さがあって、でもさっぱりしてる。
この後アパートまで送ってもらって友人とお別れしました。
火祭り最終夜 [スペイン’10]
友人と別れて帰ってきた後は2時間くらい仮眠をとって、起きると、窓から花火。
ファリャス(はりぼての人形)が燃やされるのが深夜1時と聞いて、早めの12時に出かけてみる。
が、時すでに遅し!!(泣)
ちなみにここにはこれがありました。
アパートから20分ほど歩いて、友人に連れてってもらった2番目に大きいファリャス
のところへ両親を連れて向かってみると
やはり、時すでに遅し。。。(泣)
ホントは、火をつけるところからちゃんと見たかったのに・・・・残念!!!
友人が時間を確認してくれていたんだけど、結局彼らも見逃したんだって。
後で知ったのが、友人も今年が火祭り初体験だったそうで、詳しく知らなかったみたい。
もっと早く行けばよかったなー。
考えてみれば、街中に700以上もあるから、アパート近辺は早目に燃やしちゃったのかも。
消防車が街中を走り回っていたし、時間きっかりだと間にあわないんだろうな・・・。
ホントにホントに残念でした。
夜店で、「せめてビールでも」と言った父でしたが、完売で、3人でコーラ飲んで帰ってきたし。
近くの車は灰まみれ。
大きいところはお掃除が大変そうです。
アパートまで戻ってきたら、もう跡形もなくきれいになってました。
バレンシアからバルセロナ列車の旅 [スペイン’10]
3/20、お祭り最終日翌日にはバルセロナへ。
マドリッドからは飛行機移動にしたので、バルセロナへは列車移動を選択。
バレンシア駅。いつもなのか、お祭りの直後だからか大きな荷物を持ったお客さんが多い。
お祭りを相当気に入った父が
「バレンシアでは結局何にも買ってないし、記念だ―」とかあーだこーだ理由をつけて、駅でお買い上げ。
こちら↑、携帯電話で撮ったお気に入りの一枚。
切符はやっぱりお祭り直後ということを踏まえ、
購入可能な時期になった直後日本で購入しておきました。
原本を印刷して持っていくだけなので、ラクチンです。
列車はご飯付きを狙って、1等車。
3人なので、隣は知らない人かと思ったら、ちょうど1人席もあって、リラックスモード全開。
出発すると前日友人に連れられた辺りの
のどかで豊かな大地を進む。
まずはドリンクサービス。 両親は白ワインを。おいしかったらしい。母、名前をメモまでしてたから。(笑)
続いてランチサービス。やっぱりしょぼかった。こんなこともあろうかと、駅でGETしたおいしいパンもほおばって。
最後にはさすが欧州?チョコのサービス。 このおじさんがサーブしてくれました。
地中海沿いを進む列車はバルセロナ目前にして、タラゴナという街にも停車。
曇りの天気にして、しかも列車の中からで、この海の色。天気が良ければどれだけきれいなんだろ。
こんなトラムまで走ってて、「地球の歩き方」には キャンピングカーがたくさん止まってるのも気になって。
たった2ページの紹介なのに、見所が多いのかも?
と気になっちゃいました。
快適な列車の旅もあっという間にバルセロナサンツ駅に到着!
バルセロナで泊まる [スペイン’10]
バルセロナは「サグラダファミリアが見たい」と母が昔から言い続けていた場所。
そんなこともあって、サグラダファミリアに何度でも足を運びやすいように、宿はサグラダファミリア近くのアパートを。
バルセロナに到着したら、電話して鍵を持ってきてもらわなきゃいけませんが、
携帯から電話しようにも、なぜかこの時はうまくかからず、近くを通りがかった人に助けを求めても、
英語が通じず、「電話をかけたい」が伝わらず、困っていたら、
電車の到着時間を伝えてあったからか、担当者が計ったようなタイミングで来てくれて、無事チェックイン。ホッ。
MHアパートメンツ サグラダファミリアアパート
外見はぱっとしませんが、中はHPで一応写真確認済みなので、期待大で、
それを裏切られることなく快適空間!
メインベッドルーム。外国人なら両親がこちらを使うんでしょうが、ベッドが別々がいいというので私が使用。
こちらにはタブ付きのバスルーム。
ただし、栓がないので、
ハンドタオル+ビニール+お皿+マグで即席の栓。(笑)
そしてお湯も3人が使うには足りなくなっちゃうってところが、たまに傷。。。
初日、最後に入った私はシャンプーしてると水に。。。(泣)
両親はシングルベッド2つのお部屋。 お部屋の出口横にシャワーブース付。
今回のスペイン滞在では一番快適なキッチン。お料理するのも楽しくて。
洗濯・乾燥機付。
スペインで父がGETしたCDも部屋付きのCDデッキで聞けました。
ダイニング、リビングもゆったりです。
ソファも使えば最大6人泊まれるみたいです。
ネットも無料で使えるけれど、激遅なのもたまに傷。
ベランダからの景色。
最初、両親ったら、「ごちゃごちゃしてて景色良くないなー」と文句を言っていたのですが、
「でもサグラダファミリア見えるよ」と言った途端、
「絶景」とはいかないまでもいい景色に変わったみたいです。(笑)
部屋にいる時はずっとこの景色に見とれていた母。
キッチンに立ってた私が、「そろそろお皿だして」「手伝って~」とかいう度に、
「も~、また現実に連れ戻された~」と言っていました。(笑)
それだけサグラダファミリアを見たかったんだなーと改めて。
このアパート、反対側のお部屋だとサグラダファミリアは見えないので、
ほんの少ししか見えないとはいえ、ラッキーでした。
アパートの目の前にはスーパーもあり。
小さいお店だけど、目の前なのでとっても助かります。
帰国前日、角を曲がるともっと大きなスーパーも見つけたんですけどね。(爆)
サンジュセップ市場でお買い物 [スペイン’10]
アパートの裏にあるサグラダファミリアをチラ見して
長年、来たいと願っていた母の夢が叶い、長年、父が母をここに連れて来るという約束がやっと果された。
地下鉄に乗ってお出かけ。切符の買い方は思っていたより簡単で、タッチパネルをいくつかタッチすれば買えた。
驚いたことに、アナウンスがあって‐‐日本じゃ普通のことだけど、海外であるのは珍しいもんね‐‐
でも、それだけじゃなく、日本のアナウンスまであったのにとっても驚いたよ。
「スリが多いから気をつけて」っていう内容。
バルセロナは日本人観光客が多いってことなんだよね。
カテドラル前は広場にもなっていてたくさんの人。 路上ライブもしていたよ。父はCDをお買い上げ。
サンジュセップ市場。
地元の人からはボケリアと呼ばれているらしい、市民の台所。
この日から4泊するので、食材調達です。
入り口付近はチョコレート売り場。こんなにあるの???ってくらいたくさんの種類があって、
見るだけでも十分おいしい。(笑)
おでん種のようなくし揚げをいただいたり、しぼりたてのフレッシュジュースをいただいたり。
生ハムを「100g」と頼むと数枚切ってくれて、
それが「さっすが!!!プロ!!!」と言ってしまう、ぴったり100gになってしまう職人技!
野菜売り場は「触らないで」って看板が置いてあったり、言われたり、ちょっと神経質な部分もあったけど、
やっぱり種類が多くて、フレッシュハーブも大きな束で売られてたりして。
ホテルにキッチンがなくてもお買い物できるし、みるだけでもやっぱり楽しい!
夕食用に肉厚の骨付きカルビもお買い上げ。
この日の晩御飯。
生ハムメロンとサングリアでスペイン風。
カルビはちょっと硬かった・・・煮こみ用だね・・・
グエル公園 [スペイン’10]
アパートにて朝食。 お出かけ時はゴミ持参。
アパート目の前のコンテナにいつでも捨てれるのでとっても便利!
前日、地下鉄の乗り換えでめちゃめちゃ歩く所があって、
両親ギブアップ。(笑)よって、今後はタクシーでの移動となる。
バックミラーにメーター。これに感動♪
海外では、メーター倒したかとか異様に早く進んでないかとか、チェックすることにしているけれど、
メーターどこにあるの?なんてことも・・・でも、これなら一目瞭然。
とってもスマートでいいと思いません?
バルセロナで最初にやってきたのは、グエル公園。
ガウディの設計で、近未来都市になるはずだった地。
未完成のまま、公園へと変化を遂げたけれど、ホントにステキな空間。
門番小屋 お土産物屋さん
門番小屋は「お菓子の家みたい」と思ったのだけど、のちに、もともとそう呼ばれていると知る。
建築やガウディについて、何も知らない私でも、そう思える建築物ってすごいなって、感動。
お土産物屋さんは中もステキ。 母、お買い上げ。
シンボル的なオブジェ。
ガウディの作品かと思っていたけれど、一番弟子のジュジョールの作品。
ガウディ自身にはない、彼の才能を高く評価していたとか。
そして、トカゲかと思いきや、ドラゴンなんだとか。
近未来都市が完成していたら、市場になっていた空間。
まるで神殿かのような空間で、どんなふうに使われるはずだったのか、私の硬い頭じゃ想像が・・・(苦笑)
でも、ホントにここでお買い物できたら、どんなにステキだったんでしょ。
ガウディの家。
予定されていた小都市に、60戸の住宅が建つはずだった所、実際は3戸のみ。
そのうちの1戸がガウディが住んだ家。曲線が目にやさしく、ステキなお家。
戸棚には今もガウディによる設計図が入っているとか。
私が特に魅了されたのは椅子。
「ステキ」としか言い表せないのがもどかしいけど、ホントにステキなの。
きっと座っても心地いいだろうけど、ずーーーっと眺めていたい椅子。
ラインもステキ、ツヤ感もステキ。肘掛も人間工学的視点で設計されている感がたまらない。
ミニチュアでもいいから、欲しい。(笑)
こんな公園らしい瞬間も。お兄ちゃんと遊んでいた弟くんは、
ボールをお兄ちゃんから奪えなくて、しょんぼり。
それがまたかわいすぎ!!!お父さんが見守る姿も微笑ましい。
列柱廊を歩く。
ギターの音色がBGM。
公園内で、見た植物。いたるところにいろんな小花がさりげなく咲いていたのがステキでね。
ローズマリー(上から三段目真ん中)は周辺にいい香りも漂わせていました。
空中広場。市場になるはずだった所の真上に当たる。
もっとお天気が良いことを祈っていたけど、残念ながら曇り。晴れていたら地中海まで見渡せたんでしょうね。
広場を見渡しながら、ちょっと休憩。 おいしかったパンピザを3人で。
そして、空中広場を縁取っているのが、モザイクのベンチ。この一石二鳥な構造がまたステキ。
ここに貼り付けるために、わざわざ食器を割ったりしてそろえたとか。
横から見てもやっぱりね、ステキです。
もっとゆっくりしていたいところだけど、次へGO!
カタルーニャ音楽堂 [スペイン’10]
グエル公園から、タクシーにて
向かったのは、カタルーニャ音楽堂。 ガウディのライバル、ドメネクの作品。
内部見学にはガイドツアー参加が必須で、HPでも1週間前から予約が可能ですが、
出国はそれ以前だったので、グエル公園に行く前に、一度こちらに寄ってチケットを買っておきました。
チケットを買うのに結構並びました。場合によっては売り切れなこともあるようですが、無事にGET!!
朝見ておいた外観。通りが狭いので、1枚の写真に収めることができないのが残念なんだけど、
とってもかわいい色目とデザイン。お気に入りはなんと言ってもチケット売り場。
ツアーへは裏手(横手)のこちらから入ります。
外にポツンと置かれたピアノは、時々即席リサイタル会場に。
中に入るとステキな売店があって、そちらで軽く
ピンチョスをつまんで時間を待ちます。ここの、おいしかったので、追加しちゃいました。
ステキな売店も、残念ながら、内部は一切撮影禁止。
ガードマンが数人いて、建物内の撮影はかなり厳しくチェックされてます。
と、知らずにピンチョスをガードマンのまん前で撮影してしまったけど、これは許されたみたいです。ホッ。。。
15時スタートのツアーが開始。
まずは10分くらい?のショートフィルムを見てからのスタートになりました。
そのあと実際に、階段を上がって、まずラウンジと言うのか、待合室と言うのか、そこに案内されます。
先述のとおり、音楽堂が囲まれている道は狭いので、狭さを感じさせないような奥行きを感じさせる工夫がしてあって、
また森をイメージしているというそこはやっぱりステキな空間。
(写真はHPより)
そしてこちらが音楽堂。1階席ではパイプオルガンの音色を聞かせてもらい、2階席へも通されます。
「なんて、なんて、なんて、かわいいの!」ってのが第一印象です。
細かな色とりどりのパーツ、パーツの組み合わせが素晴らしく、温かい気持ちにさせてくれる空間でした。
(写真はウィキペディアより)
魅了されたのは「太陽の雫」と呼ばれた陶器とガラスの天井中央。
こんなにきれいなもの、見たことないかもしれない。と思うほど、きれいでした。
こんなところで実際のコンサートにもぐりこめたら、どんなに素敵でしょう。
また夜来ると、それもきっとまた違った印象だろうし。
ちなみに、希望があれば、ここを貸し切ることもできるそうです。
撮影禁止のため、現地で絵葉書なども探してみたのですが、どこを探しても見つからず、残念。。。
HPなどか現地で見るしかないみたいです。
カサ・バトリョ [スペイン’10]
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
最近はすっかりスローペースになっておりますが、またお付き合いいただければ幸いです。
こちら海をイメージして作られたカサ・バトリョ。「バトリョさんの家」という意味。
この建物が存在していること自体不思議に感じる、バルセロナで一番魅了された建築物。
外観は天気が悪いせいか、大通りに面しているので排気ガスで汚れちゃったせいか、
想像していたより、くすんでいたけれど。
チケットはちょっとお高め18ユーロだけど、音声ガイド付き。父は60歳以上で少しお安く入れました。
小窓もステキ、階段の曲線もステキ!なところからスタートです。
階段を上がるときのこみたいな暖炉スペース。
2階部分。外から想像するのとまた違って、とってもステキ。
ここでどんなふうに時間を過ごしていたんだろうかと想像すると、
楽しくなって仕方ありません。
ドアには空気口も設置されていました。 人が握りやすいように作られた窓の取っ手。
見た目だけじゃなく、人がここで過ごすこと、使うことまで細かく配慮がされているところに感動です。
エレベーターも設置されている吹き抜け部分。光の差し込みを考えて、
上部は色の濃いタイルが使われています。
エレベーターに乗ってみると、本当にきれいで感動しました。
壁の青と凹凸ガラスが組み合わさると頭の中でイメージする海に連れてってくれます。
もし機会があったら、「健康のため」と言わず、「混んでるから」と言わず、
一度はエレベーターにも乗っていただきたいです。
廊下部分曲線。
3階になるかな。屋上と言うか、裏庭があります。
意外とあっさり?とも思いましたが、
しっかりらしさもあって、くつろげるスペースです。
屋根もかわいい。
なかなかここの魅力を伝えきれませんが、私の中で、インドのタージマハールと並んで、
世界一、二な建造物です。
お土産にマウスパッド。
ただ今、毎日カサバトリョを感じています。(笑)
ななめ前のマクドナルドにて休憩。
音声ガイドをしっかり聞きながら、結構滞在していたようで、ぐったりしちゃいました。(笑)