隣のおじさん

正月ぶりに実家に帰ってきた。

2月末に隣のおじさんが亡くなって、今日、お線香をあげさせてもらった。
お葬式はおじさんの意向で、密葬にしたそう。

隣のご夫婦には子供がいなくて、小さいころからかわいがってもらった。
コロっていう犬がいて、コロちゃんのおじちゃんとコロちゃんのおばちゃん。
その犬も死んでもう10数年になるけど、いまだにそう呼んでいる。
昔は、学校から帰ってきて、ちょうど犬の散歩に行くときに重なると
玄関にランドセルを投げ置いてよく散歩について行ったりしていた。

今年の正月に帰ってきたときに、おじちゃんに会って、
元気そうな姿で挨拶してくれたので、亡くなったと聞いたときは
「うそでしょ？？？」
っていう感じだった。
今日、お家にお邪魔して、遺影を見て、遺骨の入った白い箱を見て
ホントだったんだと・・・
６／３に納骨らしく、間に合ってよかった、と来たことを喜んでくれた。
ずっと、ご夫婦でとっても仲良く暮らしてたのを知ってるから
おばちゃんがちょっと心配。
亡くなってすぐは泣いたりとかしなかったけど、
3ヶ月ほど経って、涙が出てくるって、とっても会いたくなるって言ってた。
一緒にいられるのももう1週間もないね、と今日も話かけていたそう。

特にしてあげられることもないけど、
今日はケイタイのメールアドレスの交換をしてきた。
それで、メールしてるほんのちょっとの間でもおじちゃんを忘れていられるように
元気付けられるようにしてあげれたらなぁ、って思う。

コメント 1

ダイスキなヒトの死って、いっぱい切なくて悲しいね・・・。
時間が経つに連れ、リアリティがましてくるのね、きっとね。
おばちゃんがヒトリの時間の寂しさから、
解放される時がいつかくるといいな。
おじちゃんのコトを思い出して、
懐かしめるようになる時がくるといいな。
by knacke (2006-05-29 02:52)