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誕生日のステキな夜 [モロッコ・ドバイ '07.3.22-4.8]

マラケシュに戻って、まずはこの日泊まるリアド(邸宅ホテル)へ。

この旅は基本「安宿」と決めていたけれど、せめて誕生日だけは

ちょっといいとこに泊まろうと思ってリアドをチョイス。

でも、出発2、3日前に、予約していたリアドからメールがあって、

「改装が終わらないから紹介する他のリアドへ泊まってください。

 グレードは上で、差額はお支払いしますから」と言われたところ。

ゆみちゃんが道を聞いてくれて、難なく無事にリアドに到着。

リアドの入り口

あや・めぐ・ゆみちゃんとはここで一旦別れて、チェックイン。

当初予約していたところは、探しに探して「モロッコ度100%」だったけど、

ここはフランス人オーナーのリアドで、フランス度80%モロッコ度20%といった佇まい。

モロッコ度低くて、ちょっと残念。。。

それでもステキなリアドだし、約束通りグレードは上で、宿泊代においても30ユーロほどの

違いがあったみたいだし、ラッキーだよね?

2階の部屋に通されてしばらくすると期せずして

ウエルカムサービス アタイとクッキー

約4時間もバスに揺られた後だったので、アタイのあったかさがとってもホッとしました

部屋はこんな感じ。

 

 黄色いバラの花びらが置かれたキングサイズベッド。ステキ~

・・・と思ったけど寝るとき自分で花びらを片付けるのがちと悲しかった・・・(苦笑)

 

洗面所にも黄色の花びら・・・バスローブもありました

(トイカメラ:demekinにて撮影)

廊下には巨大なオレンジのキャンドルが置かれ、ロマンチックなリアド

屋上に上がると

ベン・ユーセフ・モスクが見え、

 

くつろぎのスペースも。ここは1泊だけじゃ、楽しみきれないなー。

 

リアドを出ようと1階に行くと、フランス語で「何時に帰ってくる?」と言ってるようで、

「イレブンorトゥエルブ」と言ってみたけれど、まったく通じない

「ボンジュール」と「1・2・3」しかしらない私がなぜか聞かれていることがわかったのに、

「11と12」をわかってもらえない、ってとっても不思議な感じ。

(そういえば彼ら、チェックインの時もたったの一言もフランス語以外発しなかったなー)

ペンを借りて、「11  12」と書いて、英語の「ノープロブレム」と

とっても似ていたフランス語の返事をもらってリアドを出る。

リアドで、フナ広場まで徒歩10分と言われて15分前に出たけど、20分かかった

ホントは遠いのか、コンパスの違いなのか・・・

(このリアド、グレード上でもフナ広場が遠かった・・・)

 

フナ広場に着くと、もうみんな来ていて、お待たせしてしまった

みんな=あやちゃん・めぐちゃん・ゆみちゃん・ふみちゃん・じゅんくん

みんな一斉に「オメデトウ」を言ってくれた!

今、思い出してもとっても幸せな気分に浸れるのだけれど、

モロッコで出会ったみんなで誕生日パーティを開いてくれたのだ

お店はゆみちゃんにお任せして、ゆったりまったりできそうなお店を選んでもらって、

向かったのは新市街にあるお店。(うれしすぎて、お店の写真撮り忘れた!)

サフランのリゾットとホブス                    オリーブとトマトの料理

メインは 魚とイカのフライ

どれもおいしいかった

ホブスはこの旅行中1、2を争うおいしさだし、

トマトのはなんていうんだったかなー(屋台でも食べたけど名前が・・・)、とっても恋しい味。

イカはやわらかいし、魚も満足。モロッコのフライはとってもあっさり。

たくさんたくさん「オメデトウ」もらって、本当に幸せなひと時でした。

みんな出会ったばかりなのに、何でこんなにやさしいんでしょう

じゅんくんはプレゼントまで用意してくれていて、予想外のことに驚きと感動

とってもかわいいバブーシュのキーホルダーをいただいたのですが、

わざわざ封筒と便箋も用意してメッセージまで・・・・この細やかさにも感動でした

女性陣は、じゅんくん大絶賛

(私より、11歳も下のじゅんくんですが、見習うところ多し。デス)

絶対になくしたくないので、パスポートと一緒にしまいました。

なんてステキな日になったんでしょう

みんなに「ありがとう」をいっぱい送ります。

 

フナ広場に戻って、あや・めぐ・ゆみちゃんの泊まるホテルのロビーでお茶して2次会。

楽しい時間は恐ろしく早く過ぎていく・・・気づくと12時を過ぎていた・・・

帰りはじゅんくんがリアドまで送ってくれた。

とっても心強い

なにせ、カメラを盗られた後なので、その後一人になっていなかったので、

不安が強かった。

いつもは一人で何でもやってしまう方で、あまり人に甘えるのは得意じゃないし、

甘えられる方。「強すぎてかわいくない!」と言われたことも・・・

でも、今回はみんなに甘えっぱなし。

(のちに、「甘えべたなのが信じられない」とあやちゃんに言われてしまったほど 笑)

きっとカメラ盗られてなかったら、「一人で帰れるから大丈夫!」と言っていたと思うけど・・・

そんななか、 じゅんくんが一言。

「甘えることを覚える旅だったのかもしれませんねー」と。

なるほど&どこまでもステキなじゅんくんなのでした。

この旅で甘えること、それに応えてくれるやさしさが、とてもあたたかく、

やわらかいことを知ったのでした。

着いてすぐ、カメラを失って、カメラがくれたこの出会い。

カメラはまた買えばいいけど、みんなとの出会いは探したってそう簡単に見つからない。

ホントに、モロッコに来てよかった

 

リアドにて・・・一人になって、「あーなんでリアド予約しちゃってたかなー???」

と思いつつ、幸せいっぱいで深い眠りに着いたのでした

 


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コメント 12

toraneko-tora

リアドっていいですね 一度、泊まってみたいけれど、 ツァー専門の私には・・・・かな ???
by toraneko-tora (2007-05-03 08:58) 

YAP

忘れられない誕生日になりましたね。
一人旅のはずが、いつの間にか人数が増えて、偶然のつながりっておもしろいし、いいものですね。
by YAP (2007-05-03 09:18) 

naonao

安宿ばかり泊まったので私には全然縁がないリアドですが、たまにはこうした贅沢いいですね!!それに素敵な誕生日になりましたね。良かった、良かった!!
by naonao (2007-05-03 11:34) 

しみ

旅の前には全く想像してなかった展開になったのでは?
忘れられない誕生日ですね。
by しみ (2007-05-03 21:33) 

ゆき丸

とっても楽しくて幸せな様子が、伝わって来ました ^^
真夜中、お散歩デートもいい思い出だね~☆
わたしも、甘えべたです~ ^^;
by ゆき丸 (2007-05-03 22:08) 

haru

toranekoさん>
「リアドに泊まる」ってうたってるツアーもあるみたいですよ。

YAPさん>
そうなんです。ぜんぜん一人旅ではありませんでした^^
行く前は1人でどうなることかと思っていたんですけどね。
思いがけず、いい出会いの連続で楽しかったです。

naonaoさん>
一点豪華主義!おすすめします(笑)
でもね、安宿の方が味があって旅してる~って感じが強いかも・・
ホントにステキな日になりました。ありがとう。

しみさん>
ホントにそうです。
不安いっぱいで出発したのに、とってもいい仲間に出会えて
誕生日も最高の日になりました。

ゆき丸さん>
あはは、デートかぁ。
11歳も下の彼に申し訳ないです。
デートなんて言っちゃうと(笑)
でも、ホントにステキでかわいい人で・・・♪
送ってもらって、ホントいい思い出になりました☆
by haru (2007-05-05 12:31) 

miffy

個人で旅行すると好きなところに好きなだけ滞在できていいですね。
私はいつも母と一緒に行くのでアジア以外はいつもJTBのツアーです。
一人で行く勇気もありまんが、添乗員さんがついていると何も困ったことがなくても、お任せできるので安心です。今回のチュニジアは青年海外協力隊でチュニジアに3年半住んでた人だったので、アラビア語もフランス語もぺらぺらで助かりました。水みたいな安いものでも、外国人価格ってあるんですよね。TCさんが、アラブ語で頼んだらキオスクでもお水が半額の値段でした。
by miffy (2007-05-05 14:07) 

haru

miffyさん>
nice!&コメントありがとうございます。
お母さまとご一緒にいかれるなんてステキですね。
確かに、観光客価格が目に付きますね。
お買い物してても値切ると半額くらいになっちゃいますからね。
楽しめるくらいはいいんだけど、時としてお水を買うのも大変ですね。
by haru (2007-05-05 17:07) 

chakky

じゅんくんって方は本当に優しくてステキな方のようですね^^
文面からも、それが伝わってきます☆
さりげない優しさ、頼りがい、我が家の弟にも是非そういうものを持ち合わせた男性に育ってもらいたいものです。笑
by chakky (2007-05-06 10:21) 

haru

ちゃっきぃ☆さん>
伝わりました?よかったです^^
ホントにステキなじゅんくんでしたよ。
日本の男性、みんなあんな風になって欲しい・・・笑
by haru (2007-05-06 14:17) 

旅には思いがけない感動がありますよね~。
だから何度でも旅に出たくなるのかな?
それにしてもじゅんくんってステキな方ですね☆
by (2007-05-07 05:52) 

haru

ピヨコさん>
そうなんです。
そこでしか味わえない、空気感とか、人との出会いとか、
そんなのにすっかり心奪われて、旅がやめられない気がします。
じゅんくんは本当にステキな人でしたよ~^^
by haru (2007-05-07 23:07) 

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