ハノイからサパへ [広州-ベトナム北部’09.3.15-30]
19:30 Shinh Cafe メインオフィス集合。
イスラエル人のイタさんとアメリカ人のアーロンさんとHMCからベトナム人のご夫婦と一緒。
この日Shinh Cafeからは私を入れて5人。
オフィスからはタクシーにてハノイB駅まで。
オフィスにいたお兄さんはバイクで後を付いてきて、駅内にて往復のチケットをくばり、説明を始めた。
4泊3日の人と、3泊2日の人、英語とベトナム語と、騒がしい駅で一生懸命説明してくれる。
アーロンさんが「追加料金はかからないよね」と確認すると、
「ビッグカンパニーだから、大丈夫。」と自信満々に答えて、
「ただ、No Meal ,No Drinkだから気をつけて」と付け加えて念を押していた。
チケットは4人は同じ列車、同じコンパートメントなのに、私だけ違う~!
ホームに向かう時に、列車まで案内してくれる人がいて、
写真の白い看板のところで私だけ待つように言われた。
一人で待っていると、チケットをチラッと確認して、
「OK,カモン」と、別の案内人がやってきて、さっきの人と違うし、と行かないでいたら、
先へ先へ行ってしまったその人が、「なんで付いてきてないんだ!早く来いよ!」バリに手招きする。
だから、付いていくと、荷物も持ってくれて、めちゃめちゃ早足で、こっちは小走りで、
列車まで連れてってくれた。
ら。
ら、である。
お金を要求してきたの。
断っていると、「1000VNDでもいいから」なんて言ってくる。
今回は、完全に「気をつけるモード」なので私も負けずに、
「払わないよ。私にはガイドがいたのに、ガイドじゃなかったの??
ガイドじゃないのに勝手に連れてきたんでしょ!!」
と少し大きな声で言ってやった。
こっちが強気で言うと、向こうは笑ってごまかすしかないのか、
笑って「OK,OK」と言ってさわやかに去って行った。
それでもちゃんと乗る列車の前。(こうなると1000VNDくらいあげればよかったかな?と思わされる…爆)
あまりの暗さに、ワクワクよりちと不安…。
私の列車は7番線21:50発。
時間が早いため乗り込むまでにはだいぶ待たされた。
12号車に乗り込んで、まず探検!
お隣11号車はシーツの色が違う以外は一緒のソフトベッドにAC付き。
13号車はACなしのJRの在来線のような(そんな立派じゃないけどね)4人がけの対面式の車両で
ベトナム人がいっぱい。これで朝まではきっついなぁ・・・
12号車で洗面台とトイレを見つけて、歯磨きを済ませ、
トイレに行っておこうと思ったら、トイレは出発まで鍵がかかっていて使えず。
同じコンパートメントに一人来た、と思ったら、私の上のベッドであいさつのみ。
そのあと、オーストラリア人のご夫婦が来て、お話好きの奥さんと
どこから来たの?やら、日本料理って・・・。やら、中国の夜行列車はよかったわよ。
なんて少しお話して、
列車が動き出したら、即、電気消して「Good Night!」
すぐに寝るものなのね。
・・・・というのはラッキーで、騒がしいところにあたると悲惨らしい・・・・
車窓は最初と最後にちょっとだけ、ね。
・・・夜行列車って思ったより寝れる!
爆睡!
よく言うα波のおかげ?
「ガタンゴトン」って心地よくて、うるさく思わないものなのね。
普段は寝付きも悪いのに、あっという間に眠ったみたいで、起きた時にはもうすぐ着く時間だった。
3/20
6:00頃、中国との国境の町 Lao Cai の駅に到着。
改札を出たら、「Shinh Cafeってサインをもった迎えの人がいるから」と聞かされていたけれど、
違う旅行社ばっかりで、焦ってたら、イタさんが私を見つけてくれた。
どうやら、他の4人とは車両が違うだけ、とみんなで思っていたけれど、
実際は列車自体が違っていた。
他の人は21:10発。私は21:50発だったから。
4人は列車内で私を探してくれたらしいけど、見つからないのでとっても心配してくれていたんだって。
何本も何本も列車があるんだって。それだけ需要があるんだねー。
それで、彼女たちは30分以上も早く着いていたみたいで、
15人乗りくらいのバンにはすでに人が乗っていて、私の場所だけ空いていた。
私が乗り込んだら、ドライバーが荷物をガンガン詰め込んでドアを閉めて、
人と荷物でぎゅうぎゅうの中、出発!!
ハノイに比べれば、人通りも少ないのに、車窓から事故に遭遇すること2回。
やっぱりちゃんと交通ルールいるでしょーが・・・。
(↑ 車窓から)
駅から約1時間。
爆睡で、サパ到着。
サパでは「ホームステイ1泊、ホテル1泊」の希望だったけど、
ツアー予約時に、ここんとこ天気が悪いからと、ホテル2泊になってしまったけれど、
幸か不幸か、晴天に恵まれた。
着かなきゃどこに泊まるかわからなかったホテルは、
ロイヤルホテル!
あら、ここってガイドブックによると結構ランク上だったよね?
ラッキー!
9時くらいの到着なのでまだ部屋に入れるわけもないけれど、
夜行列車で来る観光客用なのか、荷物置き場もあり、
シャワー室まで完備されていて、希望者はどうぞ。って。
休憩も兼ねて、イタさんとアーロンさんと一緒にホテルで朝食。
ミルクティとパンケーキwithハニー
パンケーキはパリパリのクレープみたい。
疲れた体にはちみつがやさしい。
ホテルのレストランからの眺めと朝の空気が気持ちいい。
休憩が終わったら、さっそくお出かけ♪
<物価把握のためのお支払いメモ>
朝食 26,000VND
海外、それも東南アジアでの夜行列車って、けっこう冒険な感じがしますがそうでもないのでしょうか。
同じコンパートメントの人によって、旅の楽しさも変わってきそうですね。
by YAP (2009-05-15 08:24)
最後の写真、凄い景色ですねえ。
by disneyworld (2009-05-15 21:05)
ガイドのふりしてお金を要求・・・
海外ではよくありますよね~
でもちゃんと強く『No!!』って言わなきゃですよね。
教訓になります。。。
by ももいろ♪ (2009-05-15 22:49)
夜のプラットホームがかっこいいねぇ。
by きむたこ (2009-05-16 06:43)
海外で夜行列車乗るのって結構ドキドキするけど、
刺激があって楽しいですよね♪
by のぶあき (2009-05-16 17:07)
YAPさん>
やっぱり冒険ですね!
どこの国に行っても長距離列車はワクワクします。
帰りに一緒になった人、行きはうるさくって全く眠れなかったそうです。
disneyworldさん>
もやが出てきて何も見えなくなっても、いい感じでした。
ももいろ♪さん>
ベトナムの場合は人間の心理まで使いますからね、
上手です。
本気で、「ガイドのおれに何でついてこないんだ!!」って
ことなんだって思わされましたもん。
きむたこさん>
写真はうまく撮れたかな?笑
暗すぎでちょっと怖かったよ。
のぶあきさん>
1人だけ違うって聞いて、一瞬不安になっちゃいました。苦笑
でも考えたら、他の人もみーんなサパに行くって気づいて。
爆睡したのがちょっともったいなかったかな?笑
by haru (2009-05-17 23:33)